2017年9月17日日曜日

生まれて初めてのピアノレッスンを受ける

今日、生まれて初めて、ピアノのレッスンを受けてみた。

いつもはシンセシアというソフトに頼り切って練習しているので楽譜というものが全く読めない。
それと、器械相手に練習をしているので、気を使う必要がない。
すなわち、自分への甘えが出まくる環境。

人にレッスンをつけてもらえば、
その時までを節目に、進化を見せようと頑張るのが私の性格。
悪く言えば「見栄張」と言えるが、見栄を張ろうと思う気持ちがなければ、人間は進歩しないではないかと思うのだ。

さて、レッスンは、当然だけれども本物のピアノを使う。
ピアノロールが流れるようパソコンを繋げる電子ピアノではないのだ。
当然、楽譜を読めなければ、まったくピアノの練習の体をなさない。
なのに、レッスンを申込むこの暴挙(汗)(汗)

まだレッスンを受けるレベルでないかも、
お金が勿体無いだけかも、
なんて言っていたら機会を永遠に逃す。
少しくらい無理をしたチャレンジが人間を成長させるのだ。。。。

とにかくやる

事前練習・・・譜読み?

この1週間位、頑張った。自己流練習。。。というか譜読み
でもま、そのスタートがどんなレベルかというと、
ヘ音記号の「ド」はどこよ。のレベルなのだ。
で、下の図のようなものを作って覚え始める始末・・・
(さすがに「ド」が鍵盤のどこかは知っている)

楽譜、ヘ音記号の音の場所を覚えるための図

レッスン始まる・・・

場所は、東京、渋谷の三浦ピアノというところ。

1階にある居酒屋が目立ちますが違う。
2階にある「麻雀ファースト」でもない。
暗いので解りにくいですが3階部分「三浦ピアノ」が在ります。

間違えて恐ろしい名前の居酒屋に踏み込むことなく、3階にエレベータで上がります。

いゃあ、こんなところって、全く訪れたことがないので、まったく勝手がわからない。

エレベータを降りて、入り口を入ると、ピアノが何台も展示している。
なんか、受付みたいなものがあるので恐る恐る聞いてみた。(「受付みたい」じゃなくて、レンタルスタジオの受付そのものです。)

私「えっと、◯◯さんのピアノレッスンできたんですけど」
受付嬢「◯◯さんですね。K-◯ですね。そこです。(受付の目の前でした)まだ、前の人のレッスン中なので、前の椅子に座って待ってて下さいね」
私「あ、はい。」
てな感じでおどおど。この待っている時間が、緊張の心拍数マックスでした。

時間となり、前の人が出てきた。
なんとなく、私と同人種の「おじさん」というカテゴリーの人。(ピアノの腕前については、失礼なので同種とは言わない。いくらなんでも相手に失礼だ。私の方が「今は」超テタに決まっている。)
いや、これでなんとなくほっとしたが・・・。

「これからなんやよね、これから・・・」と心の中の声が叫ぶ・・・
こっちは先生の顔がわかるけど、先生からは初対面のはず。わかるんか、判るのか、わかってもらえるのか・・・周りを見回す・・・。1人しか居らん。(当たり前じゃ、マンツーマンレッスンなんだから)

生徒さんの次に出てくるのは、先生のはず。。。
出てきたっ!!!
おお~っ。コンサートホールで見るのと同じ人。(当たり前だけど・・・)Youtubeで聴くのと同じ声・・・。凄っ。とりあえず、声には出さず、心のなかで黙ってひたすら感動。
「お待ちしていました、どうぞ」
と言われて、
(そや、感動だけしてる場合やないわ、なんとかせねば・・・)
レンタルスタジオの中に。

初めて入るレンタルスタジオ。
アップライトピアノがあって、その前に座って、背中のすぐ後ろが壁。
狭さ4畳
ピアノ練習用の防音ブースがいっぱいあるという感じだね。

さて、練習といっても、パソコンを繋いで電子ピアノ相手ではなく生ピアノを相手に「できること」っては殆ど無い。

とにかく、今日は、今後どうやって練習を進めていくのが良いかを教わる日という感じ。

学んだことメモ

  • とにかく、ゆっくりでいいから楽譜を見ながら弾く
  • 1つの曲ばかり練習しないで、2日位で曲を変えて、いろんな曲の楽譜を見ながら弾く練習をする。
  • とにかく、最初はなんでもいいから好きな曲で譜読みの練習
  • 暗譜は必要なし。というより、暗譜してしまうと楽譜を読まなくなるのでよろしくないとのこと。発表会でもしようとしない限り、しばらく暗譜は不要。
  • 最初は、読み仮名を振ってしまっても良いのだそうだ。先生でも、音が飛んだりして判りにくいときは楽譜に書き込んでしまうこともあるそうです。読み仮名を振るだけでも、譜読みの練習の一端にはなるので、初心者の人には「読み仮名を振って下さい」とも言うそうだ。
  • 少しでもいいから「毎日」練習したほうが上達は早い。

今日持っていったのはこの楽譜。

「ピアノ初心者の人気&定番クラッシック」というもの。
2ヶ月くらいで、この楽譜の譜読みが卒業できるように頑張りましょう」って。。。
(ヒエッ!!! いぁ、はい、やります。頑張ります。)

何曲か模範演奏に弾いて頂きました。
それをスマホの動画で撮って、指使い・・・というより押さえる場所の確認(汗)をして練習の参考にするため。
当たり前のことですが、先生ならこの楽譜の曲くらい、初見で簡単に弾いちゃいますね。
何回でも、何百回でも見ますよ!!!

いや、しかし、初心者用アレンジで、曲としてはしょうもない感じなんだけれど、すぐ近くで聴くと迫力あるねぇ。しかも、出した音が綺麗だわ。さすが、違うよねぇ。
やっぱ、感嘆するよねぇ、感激するよねぇ。うん、練習頑張ろう。
先生の模範演奏

ちなみに、レッスンが始まる直前の待っている時間
緊張ピークです。
安静時脈拍105あります。
その後、レッスンが始まると、ありゃ、77とか、普通になってる。。。
そんなものだったのかぁ? 意識としては、緊張してて、顔をあまり正面直視して話ができなかったが・・・
ピアノレッスン時の脈拍など


帰ってから練習

帰ってから、とりあえず、楽譜だけで弾いてみた。
愛の夢/リスト(初心者版)
テンポも自分でとらなきゃいけないのね、当たり前だけど。




2小節くらいずつ増やす。
おっ、右手だけなら、楽譜でも弾けるじゃん、この曲。
たぶん、左手だけも楽勝になるか。
両手は・・・それなりに敷居高し・・・(シンセシアのピアノロールを見れば両手で弾ける)

楽譜だけでピアノの練習をした感想は、パソコンを起動したり繋いだりしなくていいから、練習の準備が楽だね。電子ピアノの蓋を開けてスイッチを入れるだけだから。
これなら「気軽」に練習ができるな。練習自体は難しいけど。。。

シンセシアのピアノロールで練習をしていると、ピアノロールの形を見ただけで、どんな音なのかリズムなのかがわかってくるんだよね。
慣れって凄いわ、人間の脳の情報処理は凄いわ。
慣れれば、音符から弾くという反応もできるようになるだろう。
訓練ですね、何事も。反復練習ですよ。

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